スポードカミラOLDマークのポット、シュガー、ミルク3点セットです。
Camillaは紅茶の取れる樹、カメリアシネンシス、即ち茶ノ木の事です。1883年より作られているカミラは、美しい花とアラベスク模様が、スカラップの生地に描かれ、非の打ち所のない調和のとれた図柄で、豪華でありながらしっとりと落ち着いた雰囲気が特徴です。スポードのブルー&ホワイトの中でも、特にエレガントなパターンで格調の高さとぬくもりを感じさせてくれます。
地は厚手ですので使い勝手の良さもあります。
ポットは
大変優雅でクラシックな佇まいで存在感があります、ハンドルや注ぎ口にはアカンサス模様のエンボスが、ふたには茶ノ木の花を模した取っ手が取り付けられています。
シュガーは
本体両サイドにハンドルが付き、ふたには茶の花を模した取っ手が付けられています。
キャンディー等を入れてもよろしいですよ。
ミルクは大きな注ぎ口の上面にも茶ノ木が描かれています。
ハンドルも上に立ち上がり、注ぎ口とバランスをとったデザインになっています。
英国4大名窯の1つSpodeスポードは、陶磁器の歴史に残る偉業を達成したメーカーです。1770年(ベートーベンの生まれた年)、陶芸家ジョサイヤ・スポードにより創業、1784年にそれ以前にあった銅板転写方法を改良し、18世紀末、材料の組成や焼成技術改良を重ね、当時粗悪だったボーンチャイナを食器として使える品質にしました。さらに陶器と磁器の両方の長所を持つストーンウェアの開発にも成功。1806年、ジョージ4世より、英国王室御用達として、ロイヤル・ウォラントの称号を授かりました。
バックスタンプ Spode'S "Camilla" Copeland. ENGLAND オールドマークで、20世紀初期のものと思われます。
あまり目立ちませんが、ポットの注ぎ口左側の外面と内面、および、内面の底部分にわずかに貫入が見られます。
これは製造時に出来る釉薬のひびで、当時の技術で防ぎようが無く、初めは目に見えなくても、使用や経年によって目立ってくるものです。
その他にはひび、かけ等のないベリーグッドコンディションです。
シュガー、ミルクには貫入はみられません。
掲載中のカミラのカップ&ソーサーやプレートと合わせてティーセットとして揃えるのもおすすめです!
こんな茶器でお客様をおもてなししたり、ご自分でもお楽しみになれば、心がゆったりとすること請け合いです。
生産地 イギリス
メーカー Spode スポード
年代 20世紀初期
パターン カミラ
サイズ
ポット
幅(注ぎ口からハンドル端まで)約28㎝
ふた含む高さ 約18㎝
容量満水 約1360ml
ミルク
幅(注ぎ口からハンドル端まで)約14㎝
高さ 約10㎝
容量満水 約300ml
シュガー
ハンドル含む幅(約17㎝)
ふた含む高さ(約12㎝)
状態 ベリーグッドコンディション
Note: 表記についての補足説明