フランス、リモージュのジャン・プーヤが1908年に製作したとてもロマンチックな薔薇色のトリオです。
カップはやや口のすぼまって下部の膨らんだシェイプで、背景のピンクのグラデーションと相まってチューリップの花や、咲きかけの薔薇の蕾を思わせるシルエットをしています。
ハンドルはアールデコ調のものが取り付けられており、シンプルながら太さや、エッジの立った断面が緩やかに変化して優雅な雰囲気です。
絵付けは職人のハンドペイントによるもので、ごく淡い薄緑色のグラデーションと透き通る薔薇の花びらのように優しいピンク色を背景に美しい薔薇の花々が描かれています。
咲き誇る花たちはもちろん、青々とした葉や、伸びて一つのリースのようにつながった棘のあるつるも、まるでローズガーデンにいるような気持ちにさせてくれます。
またプレートには白いかすみ草も描かれています。
またカップ内側の混じりけの無い艶やかな純白は使う人にリモージュ磁器の品質の高さを感じさせてくれることでしょう。
ふちはゴールドトリムで、リム部分にも金彩のリボンが輪のように配置されています。
この金彩のリボンにはブラウンの細い縁取りがついていて、盛り金で薔薇の花やローズヒップ等が立体的にあしらわれています。
またブラウンの縁取りはカップのハンドル部分では唐草模様となっていて装飾的です。
太くてシンプルなリボンに盛り金のエンボスがとても効果的に用いられていて、華やかで品格の高さも感じさせてくれます。
ジャンプーヤのグリーンのバックスタンプはプレートのみに付けられており、カップの裏には177と、またソーサーの裏には一部しか判読できませんが、AとDを合わせたモノグラムが刻印されています。
ソーサーの裏側にわずかに黒点が見られますが、ほとんど気になりません。
その他は金彩も良く残っており、ひびやかけ、貫入等のないエクセレントコンディションです。
生産地 フランス リモージュ
メーカー ジャン・プーヤ
年代 1908
サイズ カップ 口径 約5.5�僉�
高さ 約7.5��
容量 満水160ml 通常120ml
ソーサー 約14.3��
プレート 約21.5��
状態 エクセレントコンディション
Note: 表記についての補足説明